燻製方法:熱燻/温燻
温度: 低温から中温 丸鶏の燻製には低温から中温の燻製が適しています。
時間: 約2〜4時間 丸鶏の大きさによって燻製時間は異なりますが、通常は2〜4時間程度が目安です。燻製時間は鶏の大きさと肉の厚さによって調整し、内部が適切に燻製されるように注意してください。
材料▼
・丸鶏(清潔に洗って内臓を取り除いておく)
・塩やスパイス(お好みで)
・燻製チップ(おすすめの木材を選んでください)
手順▼
①丸鶏を下ごしらえする
丸鶏を清潔に洗い、内臓を取り除きます。必要に応じて余分な脂肪や羽毛を取り除いてください。
②塩やスパイスで下味をつける
丸鶏全体に塩やお好みのスパイスをまぶして下味をつけます。ここでお好みの風味を加えることができます。
③燻製チップを準備する
燻製チップを水に浸してしばらくおき、水気を切ります。これにより燻製チップが燻製中により長く燃え続けます。
④丸鶏を燻製する
丸鶏を燻製器の中に置き、蓋を閉じて燻製します。温度と時間に注意しながら、適切に燻製されるまで待ちます。
燻製チップに関しましては、1時間から1時間半おきに燻製チップを一掴みずつ追加を行います。(一度に全量を入れてしまうと燻製がうまく行えませんのでご注意ください。)
⑤燻製が終わったら、丸鶏を冷ましてから調理する
⑥燻製が終わったら、丸鶏を冷ましてから切り分けるか、そのまま使用することができます。お好みに応じて調理方法を選んでください。
【POINT】
より燻製を美味しく楽しむための一手間
燻製の手順の中にもある「燻製チップを水にさらす」
この工程は、抜かしていただいても問題はないのですが、燻製を行う際の煙の均一具合などに影響がありより燻製をお楽しみいただける一手間としてKIWAMIYA亭では、ご提案しております。
燻製チップを湿らす手順は、以下の通りです。
燻製チップを水に含ませる方法
1.チップの用意チップを小さなボウルや容器に入れます。
2. チップを入れた容器にチップが水に浸る程度の量の水を追加
3.チップが水を浸透させる時間は、通常15分から30分程度
4. チップが十分に水分を吸収したら、余分な水を排除します。手でチップを軽く絞ったり、水気を取り除くためにペーパータオルで拭く
《 丸鶏の燻製におすすめの燻製チップ 》
ヒッコリー
中程度のスモーキーさと豊かな風味を持ち、丸鶏に深みを与えます。
メスキート
ワイルドな香りと独特の風味を持ち、丸鶏に特別な味わいをもたらします。
チェリーウッド
甘い香りとほのかなスモーキーさを持ち、丸鶏に優しい風味を与えます。
《 燻製チキンとアボカドのパスタサラダ 》
材料:
- 燻製した丸鶏の胸肉(細かく切ったもの)
- アボカド(適量、スライスしたもの)
- パスタ(お好みの種類)
- サラダ野菜(キャベツ、トマト、キュウリなど)
- レモン汁
- オリーブオイル
- 塩とこしょう
- お好みでハーブやスパイスを追加(例: バジル、パセリ、レッドペッパーフレーク)
手順:
- パスタを袋の説明に従って茹でます。茹で上がったら水で洗い、冷水に浸して冷やします。
- サラダ野菜を洗い、適当な大きさに切ります。
- ボウルに冷やしたパスタ、サラダ野菜、燻製した丸鶏の切り身、アボカドスライスを入れます。
- レモン汁とオリーブオイルを加え、軽く混ぜます。塩とこしょうで味を調えます。
- 好みに応じてハーブやスパイスを追加します。バジルやパセリ、レッドペッパーフレークなどがおすすめです。
- よく混ぜて全体に味をなじませ、器に盛り付けます。
- 冷蔵庫で十分にひやしてからいただくことをお勧めいたします。
《 燻製チキンとロースト野菜のサラダ 》
材料:
- 燻製した丸鶏の胸肉(細切れ)
- 野菜(例: 人参、ズッキーニ、パプリカ、玉ねぎなど)
- オリーブオイル
- 塩とこしょう
- レモン汁
- お好みでハーブ(例: ローズマリー、タイム、オレガノなど)
手順:
- 燻製器で丸鶏の胸肉を燻製します。適切な温度と時間に従って燻製し、完全に火が通るまで調理します。
- 野菜を切り、オリーブオイル、塩、こしょうで味付けします。
- 予熱されたオーブンで野菜をローストします。野菜がやわらかくなるまで焼きます。
- 燻製した丸鶏の胸肉とロースト野菜を冷まし、切り分けます。
- サラダボウルにレタスやその他の好みの野菜を盛り、燻製した鶏肉とロースト野菜をトッピングします。
- レモン汁とオリーブオイルをかけ、ハーブで風味を加えます。塩とこしょうで味を調えて完成です。