燻製の種類:熱燻・温燻がおすすめ
温度: 中程度の間接熱 明太子は燻製する際に高温で加熱すると柔らかくなりすぎるため、中程度の間接熱を使用します。
時間: 10〜20分程度 。燻製器の中で明太子が煙にさらされる時間で風味を付けるため、過度に燻製しすぎないように注意してください。
材料▼ ・新鮮な明太子
手順▼
① 明太子を準備
新鮮な明太子を選びます。
② 燻製チップを準備
燻製器を使用する場合は、燻製チップを水に浸してしばらくおき、水気を切ります。これにより燻製チップが燻製中により長く燃え続けます。
③ 明太子を燻製
燻製器に炭をセットし、その上に湿った燻製チップを置きます。明太子を網などに載せ、燻製器の中に置きます。蓋を閉じて、中程度の間接熱で明太子を燻製します。燻製の時間は明太子の大きさや燻製器の性能によって異なりますが、通常10〜20分程度が目安です。
④ 完成
燻製が終わったら、明太子を取り出してお好みの料理に使用してください。
【POINT】
より燻製を美味しく楽しむための一手間
燻製の手順の中にもある「燻製チップを水にさらす」
この工程は、抜かしていただいても問題はないのですが、燻製を行う際の煙の均一具合などに影響がありより燻製をお楽しみいただける一手間としてKIWAMIYA亭では、ご提案しております。
燻製チップを湿らす手順は、以下の通りです。
燻製チップを水に含ませる方法
1.チップの用意チップを小さなボウルや容器に入れます。
2. チップを入れた容器にチップが水に浸る程度の量の水を追加
3.チップが水を浸透させる時間は、通常15分から30分程度
4. チップが十分に水分を吸収したら、余分な水を排除します。手でチップを軽く絞ったり、水気を取り除くためにペーパータオルで拭く
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アップルウッド
フルーティーで甘い香りを持ち、燻製した食材に優しい風味を与えます。明太子の繊細な味を損なわずに、さらなる風味を加えることができます。特に、シーフードとの相性が良く、明太子の燻製にアップルウッドを使うことで、フルーティーな香りが引き立ちます。 -
チェリーウッド
チェリーウッドは、やさしい甘さとほのかなスモーキーさを持つチップです。明太子に穏やかな風味を与え、程よいスモーキーな香りが楽しめます。明太子の風味を引き立てながら、燻製のアクセントとしても優れています。
《 明太子のクリームパスタ 》
材料:
- 燻製した明太子(適量)
- パスタ(お好みの種類)
- 生クリーム 1/2カップ
- バター 大さじ2
- 玉ねぎ 1個(みじん切り)
- にんにく 2片(みじん切り)
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 適量
- 黒こしょう 適量
- パルメザンチーズ(お好みで)
手順:
① パスタを茹でる お好みのパスタを表示通りに茹で、アルデンテに仕上げます。茹でたパスタは水気をきっておきます。
② 燻製した明太子を準備 燻製した明太子をほぐしておきます。
③ ソースを作る フライパンにオリーブオイルとバターを入れて、中火で溶かします。みじん切りにした玉ねぎとにんにくを加え、玉ねぎが透明になるまで炒めます。
④ 生クリームを加える 炒めた玉ねぎとにんにくに生クリームを加え、弱火にして少し煮詰めます。塩と黒こしょうで味を調えます。
⑤ パスタを和える 茹でたパスタを④のソースに加え、よく絡めます。
⑥ 燻製明太子をトッピング 完成したクリームパスタに燻製した明太子をトッピングします。
⑦ パルメザンチーズをかける(お好みで) お好みでパルメザンチーズをかけても美味しくいただけます。
お好みでアレンジして、さらに美味しいクリームパスタを楽しんでください。燻製した明太子の風味が、クリーミーなパスタに絶妙なアクセントを加えることでしょう。
《 燻製明太子とアボカドのおにぎり 》
材料:
- 燻製した明太子(適量)
- アボカド 1個(スライス)
- ご飯 約2合分
- のり(海苔) 適量
- しょうゆ 小さじ1
- ごま油 小さじ1/2
- 白ごま 適量
手順:
① ご飯を準備
白ごまを振った温かいご飯を用意します。
② 味付けする
しょうゆとごま油を混ぜ合わせ、ご飯にかけてよく混ぜます。
③ おにぎりを作る
のりを敷いたおにぎりの形を作り、真ん中に燻製した明太子とアボカドのスライスをのせます。
④ おにぎりを握る
具材を包み込むようにしておにぎりを握り、しっかりと形を整えます。
⑤完成!
お皿に盛り付けて完成です。おにぎりの上に残った白ごまを振って、お好みで海苔を巻いても美味しくいただけます。
この「燻製明太子とアボカドのおにぎり」は、お弁当やランチにもぴったりのおかずとしてお楽しみいただけます。明太子の辛みとアボカドのクリーミーな風味が、おにぎりと相性抜群です。ぜひお試しください!